2011年 04月 20日
Recipe For Japan |
素敵なブログリレーに参加させていただきます。

パンのカリスマ、高橋雅子先生のお声がけでランナーが集まりました。
こんな時だから元気にキッチンに立ちたい、でもこんな時だからシンプルで節電も考えたレシピがいい。そんなコンセプトのもとリレーはすでに始まっています。
大人気の先生方をめぐるうちにバトンがどんどん大きくなっていくようで、いま受け取ってすこし緊張しています。
東京下町の元気をのっけて大切につなぎます!
震災発生からかなりの間、引きこもって暮らしました。
多くの方がそうであったように、気持ち的によくない状態に陥り、膝を抱えたまま過ごすような日も。
これではいけないと思ったある朝、キッチンに立って丁寧に「おだし」をひいてみたんです。
慣れ親しんだ作業に心が落ち着き、確かな美味しさに癒されました。
日本人のDNAに刻まれた「おだし」への特別な愛を再認識した朝でした。
その日は薄汚れていたキッチンをいっきに磨き、大きなエコバッグを持って買い物に出かける気持ちになれたんです。
節電で食卓が多少シンプルになっても、美味しい「おだし」の効いた一品があれば家族の満足は失われないと思うのです。
それでもなんとなく大変で…というお話は生徒さんからも聞きますし、よく解ります。
でしたら、「水だし」はいかがでしょう?
昆布の水だしはよくありますが、「昆布&鰹節」の水だしをひく方は少ないように思います。
方法は、昆布と鰹節をお水につけてひと晩冷蔵庫に置くだけ。
昆布と鰹節の量は普通の場合と同じで、水1リットルに対して鰹節30g、昆布15~20gくらいです。
肝心のお味はですね、王道のひき方(---昆布を数時間水に漬け、中火にかけてゆっくり温めて沸騰直前に引き上げる。沸騰したら火を止めて鰹節を入れて3分置いてこす---)を100点とした場合、水だしは70点くらいでしょうか。
やはり濃厚さと香りはちょっと物足りないけれど、すっきりとした雑味のないおだしがひけます。もちろんインスタントとは別物です。
よく考えてみるとこの方法で省略できる手間や時間はほんの少しですが、毎日のことなのでその積み重ねは小さくないかもしれません。
お味的にやや減点だとしても、これならやる気がおきる、続けられる、というのであれば十分素晴らしい方法だと思います。
これをきっかけに一歩進み、ときどき普通のひき方もしてみようかなっと思えたらなお素敵♪
わずかではありますが、昆布の加熱時間がない分節電にもなりますね。
ちなみにこの水だし、一度使った鰹節と昆布に再びお水(ただし最初の半分にすること)を注いでひと晩置けば二番だしがとれます。
当然一番だしよりお味は薄まりますが、煮物などに使うにはじゅうぶんかと。
さて、「おだし」がひけたところで、それを使ってあっという間の一品。
今が旬の鯛を使った「鯛茶漬け」です。
こちらはお教室でもご紹介しているレシピ(普段、お教室レシピはブログアップできませんが、今回は超シンプルレシピなのでご了承ください)です。
鯛のお刺身は好みの厚さにスライスします。
タレは混ぜ合わせるだけ。
----------
みりん 大さじ1(レンジで沸騰させる)
しょうゆ 大さじ1.5
白すりごま(美味しいもの) 大さじ2
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お刺身をこのタレにからめたら、すぐに温かいごはんにのっけます。
あとはここへほんのちょっと塩味をつけたおだしをかけます。
----------
おだし 4カップ
塩 小さじ1
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熱々のおだしをかけたら、三つ葉とわさびを添えて急いで召し上がれ♪
ごはんは軽め、おだしはたっぷりが美味しいですよ。
お店などではほうじ茶をかける場合が多いようですが、私は「おだし」の方が好きでいつもこの作り方です。
すりごまを少し減らしてその分練りごまを入れるとぐぐーっと濃厚になるのでお好みでお試しください。
キッチンは少しだけ変わってしまいました。
いつも気持ちにひっかかる食材についての心配や節電のこと。
だけどお台所はお家のエンジンだからちゃんとアクセルを踏んでふかさないとなりません。
節電も長期戦に入ることだし、キチキチ頑張れないときにも何かちょっぴり、しかも自分が楽ちんだったり家族が美味しかったりすることで続けられたら最高ですね。
(なーんてえらそうなことを言ってしまって恥ずかしい!)
さて!
私がバトンをお渡しするのは、カレー&スパイスの伝道師様です!
素敵なお教室も開いていらっしゃいます。ビビッドな元気レシピをご紹介いただけそうで楽しみです!

パンのカリスマ、高橋雅子先生のお声がけでランナーが集まりました。
こんな時だから元気にキッチンに立ちたい、でもこんな時だからシンプルで節電も考えたレシピがいい。そんなコンセプトのもとリレーはすでに始まっています。
大人気の先生方をめぐるうちにバトンがどんどん大きくなっていくようで、いま受け取ってすこし緊張しています。
東京下町の元気をのっけて大切につなぎます!
震災発生からかなりの間、引きこもって暮らしました。
多くの方がそうであったように、気持ち的によくない状態に陥り、膝を抱えたまま過ごすような日も。
これではいけないと思ったある朝、キッチンに立って丁寧に「おだし」をひいてみたんです。
慣れ親しんだ作業に心が落ち着き、確かな美味しさに癒されました。
日本人のDNAに刻まれた「おだし」への特別な愛を再認識した朝でした。
その日は薄汚れていたキッチンをいっきに磨き、大きなエコバッグを持って買い物に出かける気持ちになれたんです。
節電で食卓が多少シンプルになっても、美味しい「おだし」の効いた一品があれば家族の満足は失われないと思うのです。
それでもなんとなく大変で…というお話は生徒さんからも聞きますし、よく解ります。
でしたら、「水だし」はいかがでしょう?

方法は、昆布と鰹節をお水につけてひと晩冷蔵庫に置くだけ。
昆布と鰹節の量は普通の場合と同じで、水1リットルに対して鰹節30g、昆布15~20gくらいです。
肝心のお味はですね、王道のひき方(---昆布を数時間水に漬け、中火にかけてゆっくり温めて沸騰直前に引き上げる。沸騰したら火を止めて鰹節を入れて3分置いてこす---)を100点とした場合、水だしは70点くらいでしょうか。
やはり濃厚さと香りはちょっと物足りないけれど、すっきりとした雑味のないおだしがひけます。もちろんインスタントとは別物です。
よく考えてみるとこの方法で省略できる手間や時間はほんの少しですが、毎日のことなのでその積み重ねは小さくないかもしれません。
お味的にやや減点だとしても、これならやる気がおきる、続けられる、というのであれば十分素晴らしい方法だと思います。
これをきっかけに一歩進み、ときどき普通のひき方もしてみようかなっと思えたらなお素敵♪
わずかではありますが、昆布の加熱時間がない分節電にもなりますね。
ちなみにこの水だし、一度使った鰹節と昆布に再びお水(ただし最初の半分にすること)を注いでひと晩置けば二番だしがとれます。
当然一番だしよりお味は薄まりますが、煮物などに使うにはじゅうぶんかと。
さて、「おだし」がひけたところで、それを使ってあっという間の一品。
今が旬の鯛を使った「鯛茶漬け」です。
こちらはお教室でもご紹介しているレシピ(普段、お教室レシピはブログアップできませんが、今回は超シンプルレシピなのでご了承ください)です。

タレは混ぜ合わせるだけ。
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みりん 大さじ1(レンジで沸騰させる)
しょうゆ 大さじ1.5
白すりごま(美味しいもの) 大さじ2
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お刺身をこのタレにからめたら、すぐに温かいごはんにのっけます。
あとはここへほんのちょっと塩味をつけたおだしをかけます。
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おだし 4カップ
塩 小さじ1
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ごはんは軽め、おだしはたっぷりが美味しいですよ。
お店などではほうじ茶をかける場合が多いようですが、私は「おだし」の方が好きでいつもこの作り方です。
すりごまを少し減らしてその分練りごまを入れるとぐぐーっと濃厚になるのでお好みでお試しください。
キッチンは少しだけ変わってしまいました。
いつも気持ちにひっかかる食材についての心配や節電のこと。
だけどお台所はお家のエンジンだからちゃんとアクセルを踏んでふかさないとなりません。
節電も長期戦に入ることだし、キチキチ頑張れないときにも何かちょっぴり、しかも自分が楽ちんだったり家族が美味しかったりすることで続けられたら最高ですね。
(なーんてえらそうなことを言ってしまって恥ずかしい!)
さて!
私がバトンをお渡しするのは、カレー&スパイスの伝道師様です!
素敵なお教室も開いていらっしゃいます。ビビッドな元気レシピをご紹介いただけそうで楽しみです!
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by hikaru_kitchen
| 2011-04-20 19:52